面倒くさい女性!「察してちゃん」の特徴と心理と対処法

彼女にしたくない女性の特徴や関わりたくない女性の特徴として「察してちゃん」がよくあげられます。

「察してちゃん」とは、自分では意見や要望を言わずに、相手に自分の気持ち(意見や要望)を読みとって先回りして行動することを求める女性のことです。気持ちを察してくれないと、スネたり不機嫌になったり、突然怒り出したりするので、とても面倒くさい存在です。

「察してちゃん」は、言葉にして説明してくれなければ分かりようがないことを『察して欲しい』と無茶な謎解きゲームを相手に求め、察してもらえないと癇癪を起こしたりブチ切れたり…と手を焼くことが多い厄介な存在です。

「察してちゃん」のよくある言動や行動は

  • 「もうすぐ誕生日なんだ」と遠回しにお祝いして欲しいことをアピール
  • 「プレゼントなんて気を使わないで」と言ったのに、実際にプレゼントがないと怒りだす
  • 「任せるね」といったのに愚痴愚痴と不満
  • 「言わなくてもわかるでしょ!」とよく言う
  • 「私のこと全然わかってない!」と突然怒り出す
  • 怒ったとき、理由を言わず黙り込む
  • 遠まわしに自分がお金がないことをアピールし、相手に「今日は奢るよ」と言わせる

などです。

今回は、このとても面倒くさい女性「察してちゃん」についてご紹介します。

『察してちゃん』の特徴と心理

1.自分の意見や要望を言わない

察してちゃんは自分の意見や要望を言葉にするのが苦手です。「~が欲しい」「~へ行きたい」「~が食べたい」とは滅多に口にしません。

理由として考えられるのは、日本において子供は従順に育つように躾けられがちです。自己主張をせずに、大人の言うことを素直に聞いていれば「いい子」だと褒められて育つため、自分の意見や要望を言うのは「わがままで悪いこと」だと思い込んでしまいます。
その結果、大人になっても意見や要望で自己主張するのは「わがままで悪いこと」という思い込みが抜けず、自分の意見や要望を言葉にしない癖がついてしまっているのではないでしょうか。

2.プライドは高く、メンタルは弱い

察してちゃんが自分の要望を言わない理由は『自分が傷つきたくないから』です。
例えば、察してちゃんが、気になる相手とデートをしたい場合「私、○○好きなんですよね~」など、ものすごく遠回しな言い方をします。
察してちゃんは、気になる相手から「じゃあ一緒に行く?」という言葉を引き出したいのです。
そんな遠回しな言い方しないで「一緒に行こうよ!」と誘えばいいのに…と普通の人は思うでしょうが、察してちゃんはプライドが高いので、自分から誘うなどプライドが許さない上、もしも誘って断られたら、激しく傷ついてしまい立ち直れないほどにメンタルが弱いので、絶対に直接的な言い方はしません。
自分が傷つくは絶対に嫌なのです。
あくまでも相手から誘ってもらわないとダメなのです。要するにとてもズルイのです。

3.責任転嫁がうまい

察してちゃんが自分の要望を言わない理由に『自分が責任をとりたくないから』というのもあります。相手に察してもらい、相手が提案・行動してくれれば自分が責任をとらなくて済むからです。
察してちゃんは責任転嫁がとてもうまいです。例えば連れて行ってもらったお店がハズレだったとか、デートがつまらなかった場合、全て気前良く全部、相手のせいにします。

4.ストレスに苦しんでいる

察してちゃんタイプの女性は、普段から言いたいことを言えずにいるので、実はストレスに苦しんでいます。そのストレスが積もりに積もって限界に達し、突然怒り出してしまうようです。

5.相手に甘えている

相手に察して欲しいというのは、一種の甘えです。
察してちゃんは、ワガママを言っても大丈夫だと思える相手に出会ってしまうと、相手に甘えて「日頃から言いたいことが言えなかった、要望が伝えられなかったというストレス」を爆発させるのです。

『察してちゃん』の例

「バッテリー女」という有名なコピペがあります。多くの人はイライラさせられるでしょうがぜひ一度ご覧ください。

このコピペですが、男女の思考回路の違いを表しているようですが、私(管理人)は実はこの女性は察してちゃんなのではないかと思います。

この女性は「今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに~」という遠回しな表現は「車が使えなくて困っているからすぐに迎えに来て欲しい」アピールで、彼氏が察して「すぐに行くよ」と行動することを求めているのではないかと深読みしています。

『察してちゃん』の対処法

距離を置きたい場合

察してちゃんと距離を置きたい場合は、鈍感なフリをして、敢えて察しないのが一番です。察してちゃんは、遠回りに物事を察してもらおうとするだけでなく自分の要望が上手く通らないと不機嫌になったり怒りだしたりします。
この察してちゃん特有の行動は、相手に対して甘えているのです。鈍感なフリをして察してあげないようにすれば、甘えても無駄な相手だと認識し、自然と離れていきます。

今後も付き合いたい場合

彼女や奥さんなど今後も関係を継続したい相手や、会社や仕事関係者等で今後も付き合って行かないといけない人が、察してちゃんだった場合の対処法です。

1.察してあげる必要はない

察してちゃんは、相手に自分の希望・願望を読みとり先回りして行動することを求めていますが、これは、読心術などを会得しているエスパーでもない限り、人間には不可能な技です。
察してちゃんの思いを察してあげる必要はありません

2.代わりに「どうして欲しいのか?」と要望を具体的に聞き出す

察してちゃんの思いを察してあげる必要はありませんが、代わりに察してちゃんの要望を聞き出しましょう。
例えば

  • 察してちゃんは「何が食べたい」と聞いても、自分の希望を言うことはしません。「なんでもいいよ」と答えます。
  • そのときは「ケーキとアイスどっちがいい?」と選択肢を作ってみます。
  • 「ケーキにする」と答えが返ってきたら
  • 「本当にケーキでいいの?」「じゃあ、どういうケーキがいい?」と更に具体的に聞き出します。

面倒ですが、今後も関係を継続したい場合は、言葉でコミュニケーションをとる習慣をつけておくと、察してちゃんがブチ切れる回数も減っていくでしょう。

まとめ

察してちゃんとは「傷つきやすく繊細で口下手な女の子が、周囲の期待に応えていい子になろうと頑張って成長した女性で、今までものすごいストレスを抱えていたけれど、ついに甘えられる相手に出会い、その相手に思いきり甘えている状態」だと考えれば…面倒臭がらずに受け入れることも可能ではないでしょうか?

私(管理人)はメンドクサイので嫌ですが。