何かあるとすぐに、『先生に言いつける』『相手の親に言いつける』『友達に言いつける』チクリ魔と呼ばれる嫌な子ども、学校にひとりくらいいませんでしたか?
成長すると告げ口や密告は嫌われることが分かってくるので、大人になるとそのような性質はおさまってくるのですが、大人になってもその性質が変わらない残念な人たちが存在します。今回はそんな残念な『大人のチクリ魔』について書いてみようと思います。
この記事の目次
大人のチクリ魔の告げ口・密告の例
大人のチクリ魔は悪口の告げ口をしたり、ささいな事を立場が上の人に密告したりします。例えば
- ◯◯さんがアナタの悪口いってたよ
- アナタみんなに嫌われてるよ
- アナタことみんなが変だっていってるよ
- 課長!●●さんのトイレの時間が長いです
- 課長!●●さんの洗面所の使い方が汚いです
- 課長!●●さんのトイレットペーパーを無駄に使っています
などです。
まことにくだらないですね。
ちなみに、「課長!●●さんの~」は管理人が実際に目撃した例です。
上司はものすごく困ってました。
大人のチクリ魔の特徴
気が弱くズルイ
上司など立場が上の人に告げ口・密告をする人間は、気が弱くてズルイ人間です。
立場が上の人に、気に入らない人の告げ口や密告をすることで、自分はこんなに真面目で忠実ですとアピールしてご機嫌とりをしつつ、制裁を加えてもらおうとしているのです。
人の不幸は蜜の味タイプ
告げ口や密告をする人間には、人が怒られているのを見るのを喜ぶ嫌な性格が多いです。
人の不幸は蜜の味と思う根性の悪いタイプです。
自分の告げ口や密告によって、人が叱責を受けるのを、陰でニヤニヤほくそ笑んで見ています。
相手が傷付く反応をみて楽しむ
悪口の告げ口をするタイプの人間は、相手が傷つく反応を見て喜んでいます。
人が嫌な気分になるのを分かっていて言っているので性格が悪く、タチも根性も悪いです。
自分の言った言葉に、相手が反応をするのが楽しいのです。
人間関係をひっかきまわすのを楽しむ
悪口の告げ口をする人間は、良好な人間関係を築いている人たちの事が面白くありません。
悪口の告げ口をすることによって、お互いに不信感を抱かせ仲を悪くさせたいのです。
人間関係の諍いをまるでドラマでも見ているように楽しんでいるのです。
自分の正義感を満たしつつ相手を攻撃したい偽善者
悪口の告げ口は、悪口を言っていたのは自分ではなく、それを教えてあげる自分はいい人で正義と思いこむことができる上、攻撃ができるので、気が弱くズルイ人間には適した方法なのです。
被害妄想が激しい
悪口の告げ口をする人間は、被害妄想の激しいタイプである可能性もあります。
被害妄想の激しいタイプは、自分も周囲から悪口を言われていると思っているので、先手を打ったつもりで悪口の告げ口をして周囲に自分は良い人アピールをします。
天然のおしゃべり魔(バカ)
まれにですが、悪意がなく単なるおしゃべりの延長が告げ口や密告になってしまう天然のおしゃべり魔(バカ)さんもいます。こういった人は、言っていい事と悪い事の区別ができていない頭の悪い人なのです。
自分の言葉によって相手がどんな気持ちになるか、どういった結果を招くかが予想できない脳みそが残念な人なのです。
「そういうことは言わない方がいいよ」とか「自分の価値を下げるよ」と忠告してあげるのも良いですが…忠告しても無駄に終わる可能性が高いです。
元々の頭が良くないので「なぜそんなことを言われるのかわからない。」「なんでそんなこというの?」「あなたは私のことが嫌いなのね」と思われ、「●●さんにこんなこと言われちゃった」と被害者振られた挙句に話のネタを提供するだけの残念な結果となります。
対策方法
反応すると喜ぶので反応しない
「…あ、そう。」
「…で、その事を私に伝えてアナタはどうしたいの?」
と冷たくあしらうのが最良の方法です。
ムカつくので反撃したいときの必殺技
チクリ魔にお灸を据えてやりたい場合の必殺技はチクリ返しです。
悪口の告げ口をされたら「じゃあ●●さんに直接聞いてみるわ」と言って、その場で直接電話してしまいましょう。
目の前で「ねえ、あなたが私の悪口を言っているってチクリ魔さんが言っているんだけど~」とやればスゴスゴと去って行き、二度と関わってこないでしょう。
まとめ
悪意があろうがなかろうが、告げ口や密告をする人間は性格が悪く、タチが悪いことに変わりはありません。早急に撃退・もしくは無視して関わらないようにしましょう。