道ですれ違っただけ、たまたま隣の席に座っただけの人に「ブス!」「デブ!」などと言って攻撃をしたりするような、やたらと攻撃的な人っていますよね。
今回は、やたらと攻撃的な人間の気の毒な事情と遭遇してしまった時の対処法をご紹介します。
この記事の目次
やたらと攻撃的な人間の気の毒な事情
攻撃的な人間は、被害妄想が激しい
やたらと攻撃的な人間は「自分は悪くない。社会が悪い」というように、周囲に対する敵意が非常に強く、些細な事でも自分が攻撃された・馬鹿にされた・人格否定されたと被害妄想的に受け取ってしまいます。
こちらが何もしていなくても、ただ視線が合うだけのことでも攻撃されたと思い込み過剰な防衛反応を起こして相手を攻撃します。
攻撃的な人間は、虐待を受けて育った人に多い
なぜ攻撃的な思考になってしまったのかというと、一概には言えませんが成育歴に原因があることが多いそうです。
親から虐待を受けるなど、甘えることが許されずに育った人は自分のことを肯定して貰った経験がないので自己肯定感が育っていません。自己肯定感のない人間は「自分は人に認められたり好かれたりする存在ではない」と思い込んでいるので、周囲を全部敵だと感じています。
周囲が全部敵なので、心が休まることなく常に追われているような不安定で気の毒な心理状態になっているようです。
やたらと攻撃的な人間への対処法
知らぬふりをして逃げるのが安全
この手のタイプは無差別に攻撃してきますので、下手に関わるととても面倒な事になります。知らぬふりをしてすぐに逃げた方が安全です。
なぜ自分が逃げなくてはいけないのかと悔しい思いをするかもしれませんが、「危険回避のための勇気ある撤退」です。
自分に何か原因があるのかと悩む必要はない
突然「ブス!」「デブ!」などの暴言を吐かれて罵倒されてしまったら、とても傷つきますし「私ってブスなの?」「太ってみえるの?」と落ち込んでしまいますよね。
それに、いわれのない攻撃を受けるなんて、くやしいですし許せませんよね。
しかし、自分に何か原因があるのかと悩む必要はまったくありません。
攻撃手な人間は、自分の中の怒りを周囲に撒き散らしているだけのみじめで哀れな存在なのですから。
精神的なダメージにはアウトプットが効く
それでも、いわれのない難癖をつけられたら嫌な気分を引きずります。
精神的なダメージは抱え込むと心にどんどんたまって熟成されてしまいます。ダメージから回復するためには気持ちを言葉にしてアウトプットするのがよい方法です。
- 友人や家族に「いきなりブスって言われたんだけど…」と話をきいてもらう
- 友人や家族が近くにいない場合は、匿名の掲示板などに投稿する
などすれば、「えーっ!ひどいね」と慰めの言葉が得られるはずです。
アウトプットは傷ついた心をケアするとても効果的な方法です。
まとめ
もしも、いわれのない攻撃を受けてしまったら華麗にスルーして、心の中で「誰からも愛されずに虐待されて生きてきた、哀れでみじめな生き物が吠えているだけ」と思っておいたほうが、精神衛生上よろしいのではないかと思います。