伸びたり縮んだりちょっと硬くなったり…
そんなキュートな姿にキュンとなる「ユムシ」は、浅い海域の砂地で暮らしている無脊椎動物です。
ユムシの生態
こんな外見ですが、食用になります。
味は甘味があり、コリコリした食感で、ミル貝に似た味がするとのこと。
また釣り用の餌としても使われ、釣具店などで入手することができます。
エサ取りに強くエサ持ちがいいので、釣り人に人気です。
実は管理人も釣りエサとして、ユムシを使ったことがあるのですが…
まだ釣りを始めたばかりで、切って使うのかな?と思ってしまい、釣り用のハサミで「ちょきん♪」としたら、エライことになった苦い記憶があります。
ユムシは北海道ではルッツ、和歌山ではイイ、九州ではイイマラなどとも呼ばれています。
水族館で展示された「ユムシ」のシュールな解説
実はこの「ユムシ」しながわ水族館で展示されたことがあるのです。
その時の解説がとても面白かったので引用しておきます。
【しながわ水族館・ゆる展】より
釣りの餌として利用されることもあるユムシですが、
「なにコレ!見たことない」という方も意外と多いのでは?
ジっとしていることが多いですが、動き方はとってもユニーク。
伸びたり縮んだりちょっと硬くなったり…。何の仲間かと聞かれても、分類上では“ユムシ動物門ユムシ綱
ユムシ目 ユムシ科”なので、
つまりユムシは、もともと特別なオンリーワン♪
ってことです。
【しながわ水族館・ゆる展】より
スタイリッシュ★
見た目がゆるい★★★
生まれ変わってこれだったら泣く★★★★★
何かに似てるんだけどそれを言ってはいけない気がする★★★★★★
【しながわ水族館・ゆる展 リターンズ】より
ユムシ
Spoon worm去年の“ゆる展”で展示した際、SNSなどで地味に話題になり、
ちょっとしたユムシフィーバーを巻き起こしました。
釣り餌として広く流通しているものの、
やはりこのルックスに衝撃を受ける人が多いようです。
ちなみに九州地方ではこのユムシ、“イイマラ”という別名でも呼ばれています。…うん、これ以上は何も言えない。